稽古日記

平成28年9月5日

久しぶりの稽古日記です。

今日ご紹介するのは吉原先生がお持ちの木刀なのですが、これが凄いんです。

 

宮本武蔵先生と佐々木小次郎の巌流島の決闘は有名ですが、その時に武蔵先生が所持していたのは刀では無く長い木刀でした。船の櫂を削って作ったなど諸説ありますが武蔵先生自ら削りだしたというのは事実だそうです。しかし決闘後持ち帰らなかった為、現存していません。

戦いの後、旧八代城主 松井直之(三代目八代城主)へ武蔵先生自ら巌流島の決闘で使った大太刀と同じものを面前にて作製し差し出したそうです。その原本は松井家の家宝なのですが、当主の承諾を得て複製されたものがこちらの木刀です。

 

吉原先生が大切にご自宅に飾っておられたのですが、我が儘言ってお願いしましたところ持って来て下さいました。

写真を見てもお分かりの通り、とても長いです!素材はおそらく赤樫かと思われます。

綺麗に塗装してあるので木目は良く見えませんでした。

持ってみた感想は真剣(特に大太刀)と比べればはるかに軽いですが男性が振りかぶって当たれば十分殺傷能力はあるだろうと推測されます。

 

櫂を削ったと言われているせいか、櫂の様な複製品をよく見かけます。

しかし、実際はこの様な形の木刀だったのですね!

貴重な経験をさせて頂きました。

吉原先生ありがとうございました。

 

稽古日記と言いつつ稽古に触れていませんでした。

本日は太刀合棒13本と棒合棒を稽古しました。

 

そろそろ次の演武会の準備を始めなくては・・・